はちどり訪問レポート「ほっぺの会」

はちどり訪問レポート

こんにちは。 ぎふハチドリ基金です。 
2024年度助成事業実施中の団体の活動を紹介しております。

今回は「食べることは生きること 食と心でワクワクする未来を作る」を理念に掲げ、食育を通じて子育て支援や社会課題に向き合っている「NPO法人 ほっぺの会」をご紹介します。 

2010年に結成された「ほっぺの会」は、児童センターや小学校で調理クラブの講師をしていて2021年に法人化し、行政からの委託を受けるまでになりました。 
 
子育てサポート、健康サポート、キャリアサポートと、その幅広い活動を他の団体とコラボしてさらに社会課題の解決に向けて取り組みたいと話す伊藤さんはとてもエネルギッシュです。 
また、「どんな家庭の子もいずれは自分でご飯を食べていかなくてはならない。子どもの自立を考えたら、してもらうだけでなく、自分でやれるように教える必要がある」という言葉が印象的でした。 
 

 
本日は2歳児の親子3組の親子クッキング教室にお邪魔しました。スタッフ3名で支えます。 
 
子ども用の包丁を手にトントンと野菜を細かく切っていきます。
途中、玉ねぎを触った手で目をこすってしまった子が、涙が出てしまいましたが「これもいい経験」とやさしく声をかける伊藤さん。 
 
子どもの集中力はせいぜい10~15分ですが、最後まで切ることができました。 
飽きても遊びのスタッフが相手をします!

参加した親子からは、「楽しかった」「おいしい」「子どもが集中するようになった」「ニョッキを初めて手作りした」「子どもの失敗をまぁいいかと受け止められるようになった」と、この教室の嬉しい効果があるようです。

大人気のこの教室をもっと増やすべくスタッフを探しているとのことです。 
ほっぺの会さん、ありがとうございました!