ぎふハチドリ基金とは

ぎふハチドリ基金とは

誰もが生きやすい社会
そんなあたたかい社会を地域からつくる
子ども・若者・子育て家庭を支える基金です

今日のご飯にも困っている親子
どこに相談したらいいかわからず一人で悩みを抱えている若者
一日の大半を一人で過ごす子ども…
この岐阜県にもさまざまな困難を抱えている若い世代が暮らしています。
しかし、そこには同じように
“私は一人じゃないんだ”と安心できる場所があります。
困っている人たちを支えようと寄り添い、活動している人たちがいます。
子ども食堂でみんなと一緒にご飯を食べて、おしゃべりをする
学習支援に通い、学校ではもう聞けないところを教えてもらう
思い切って居場所に行って、話を聞いてもらい、いろんな体験をする
「そのままのわたし」を受け入れてくれた地域で自分らしく生きられるようになった人たちがいます。
ぎふハチドリ基金は、そんな素敵な出会いと活動が続くように共に歩みます。

岐阜県内のNPO(非営利団体)が、地域で困っている子どもや若者、子育て家庭を支援する活動に助成金として使われ、子ども食堂、学習支援、就労支援、フードバンク、居場所づくり、相談活動など、NPOならではのきめ細かい支援活動に役立てられます。

こども食堂

家庭で十分な食事をとることができない子どものために、こども食堂を開設。地域の誰が来ても良い場所にして、対象の子どもが気兼ねなく来られるようにし、多世代が交流できる居場所になっています。

学習支援

経済的困窮家庭の子どもを対象に、無料の学習室を開設。ボランティアの学生や元教員の支援により、学習をサポート。

居場所開設

不登校、ひきこもり状態の子どもや若者が、自分らしく過ごせる居場所を開設。仲間と過ごすことで、少しずつ元気を取り戻し、学校や社会に出ていくことができています。

ネットワークによる支援

ひとり親家庭が子育てや生活に困っていることを知り、子どものサポートや生活支援を複数のNPOのネットワークで実施している。

ひとつひとつの小さい行いが積み重なって
社会を変える大きなうねりが生まれるかもしれません。
そんな想いを込め、
この南米に伝わる小さな民話にちなんで
『ぎふハチドリ基金』と名づけました。

森が燃えていました
森の生き物たちは、
われ先にと逃げていきました
でもクリキンディという名の
ハチドリだけはいったりきたり
くちばしで水のしずくを一滴ずつ運んでは
火の上に落としていきます
動物たちがそれをみて
「そんなことしていったい何になるんだ」
と笑います
クリキンディはこう答えました
「私は、私にできることをしているだけ」


出典「ハチドリのひとしずく」
監修 辻信一 出版 光文社

ぎふハチドリ基金 役員

       
理事長 川合 宗次
副理事長 鳥居 翼
中川 健史
理事 浅井 賢二
市來 恭子
酒井 隆信
佐藤 圭三
長野 敬子
平井 八重子
町野 洋亮
森川 幸江
横井 篤
監事 河野 秀明
渡辺 成洋