NPO法人 山茶花(さざんか)

団体情報

NPO法人山茶花 (さざんか)
法人設立年 2013年
住所 〒500-8225 岐阜県岐阜市岩地4丁目5-3
TEL 058-214-2401 
FAX 058-214-2402
Mail sougou.sazanka@gmail.com

事業

様々な障がいを抱えた若者たちの自立支援事業

第3期(2014.2.1~2014.8.31)の報告

詳細

寄付募集の事業内容

地域 岐阜市
目標額 1,000,000円
様々な障がいを抱えた若者たちの自立支援事業

私達は様々な障がい者を抱えた方達と、きのこの菌床栽培と言う方法で健常者と障がい者の分け隔てない社会を現実にしたいがために活動しています。
世の中には体が不自由な方、発達障害の方、そして、障がい者と認定されていない障がい者の方が大勢います。実際のところ、社会には10人に1人の割合で障がいを抱えた方が居ると言われていますが、その全員が社会から障がい者と認定され、国から障がい者手帳を交付されている訳ではなく、交付条件が満たされず、日常生活に困難を抱えたまま生活している方も大勢います。
 特に、20代、30代で障がいを抱えている若者たちに就労の場を提供することで彼らの可能性を引き出し、社会参加の意欲を高め、自立につなげたいと考えています。

きのこの菌床栽培
心や体に障がいを抱えた人たちと一緒に働くにはどうすればいいのか、それを考えた結果、たどり着いたのがきのこの菌床栽培でした。
菌床栽培は、小脇に抱えられるぐらいの大きさのおが屑や米ぬか等を混ぜて作ったブロックを用いて室内で栽培するので、労働による体への負担が軽く、原木での栽培に必要な工程の多くを省けます。
例えば、心臓が悪く、激しい運動ができない人にはきのこの栽培や収穫をしてもらったり、障がいを抱えていても車の運転ができる人には、収穫したきのこの配送や新規顧客の獲得のための売り込みをしてもらったり、自分の出来る事、出来ない事を見つけ、共に助け合い、支えあいながら日々事業に勤しんでおります。

期待される効果

障がいのために仕事が得られない若者に、働く場所および社会参加の機会を用意できます。
「きのこの菌床栽培」を通して、商品の流れといった基本的な社会のしくみが理解できたり、
不特定多数の人物と交流が持てるため、コミュニケーションの場が増えるので、
障がいのある若者に働くことや社会とかかわる自信を持ってもらうことができます。

寄付金の使い道

みんなが働きやすい環境づくりをめざします。
・100,000円で作業着とPR活動が出来ます。
・300,000円で車いすやスロープの購入が出来ます。
・500,000円で出入り口の補習、手すりの設置ができます。
・800,000円で床、壁の修繕、照明器具取り付け、手洗い場の追加が出来ます。
・1,000,000円でくみ取り式トイレから水洗式の車いす利用が出来るトイレに交換が出来ます。

メッセージ

今回の基金を利用して、いつも後回しにしていた作業環境の整備ができます。車椅子やスロープで行動範囲を広くし、障がい者の方に円滑に仕事をこなしていただきたいと思っています。また、トイレも車椅子で利用できるようにするなど、なんの障害もなく過ごしていただけるような環境づくりをいていきたいので、皆様にご協力お願いいたします。

第3期終了後の報告

目標額 1,000,000円
集まった寄付金額 7,072円
きのこを買っていただいたお客様や、販売委託を行っている業者にリーフレットを配布して広く呼びかけを行いました。イベントでのチラシ配布やきのこの収穫体験できのこ栽培を通した障がい者就労支援事業を広く知っていただくためのPRも行うことができました。

寄付金の使い道

みんなが働きやすい環境を作るため、掃除道具を購入し、今までおろそかになっておりました作業所の水拭き掃除が出来る様にしました。水を流しての掃除は乾くまで危険なのでなかなかできませんでしたが、モップを購入させていただきより働きやすい環境ができます。

寄付者へのメッセージ

当法人のちから不足で目標金額には到達できませんでしたが、初参加にもかかわらず、多数のご協力ありがとうございました。お力添えを頂いた方に深く感謝申しあげます。みなさまから頂いた寄付は、働きやすい環境作りのために、利用させていただきます。山茶花はまだできたばかりの団体ですが、様々な困難に打ち勝てるように日々活動をしています。今後共よろしくお願い致します。