(障がい者の)演劇を楽しむ会
(通称:劇団ドキドキわくわく)
団体情報
(障がい者の)演劇を楽しむ会(通称:劇団ドキドキわくわく)
法人設立年 2004年
活動場所 日光コミュニティセンター、ハートフルスクエアGなど
連絡先 〒500-8458 岐阜市加納村松町3-2-3 渡辺武子方
TEL&FAX 058-274-8190
団体ブログ http://dokix2wakux2.blog.fc2.com/
事業
障がい者自身がコミュニケーション能力を培う自立活動事業
第3期(2014.2.1~2014.8.31)の報告
詳細
寄付募集の事業内容
地域 岐阜市
目標額 200,000円
障がい者自身がコミュニケーション能力を培う自立活動事業
ゆっくりと成長する障がい者も、健常者と同じように思春期・青年期が訪れます。誰かのことを想ってドキドキしたり、時には戸惑うこともあります。
彼らが、胸のときめく人との関わり方などを知りたい、学びたいなどの思いが強くなる一方で、高等部を卒業すると同時に“知る・学ぶ”場がなくなってしまう現実があります。異性とのコミュニケーションの方法を教えられていないために、犯罪に巻き込まれたり、誤解をされてしまう人は少なくありません。
そこで、障がい者自らが「愛と性」を学び、さらに「演劇」を通してコミュニケーションスキルを身につける活動に立ち上がりました。
学習会・講座とそれらを集大成した舞台発表会には、障がいの有無にかかわらず、多くの参加があり、県内のみならず中部各県から問い合わせや見学が続いています。
障がい者が地域で生きていくための力にもなり、地域の障がい者理解にも繋がっていく全国的に例のない活動であると自負しています。
事業内容と期待される効果
月3回日曜日、「愛や性」についての学習会をし、学んだことを元に劇の台本を作り、舞台発表(公演)をめざし練習しています。
劇団外の若者にも参加してもらえるよう公開学習会も開催しています。
学ぶことにより、当たり前に成長をする心と体の変化を自然体で受け入れることが出来ます。さらに、無知からくる体の変化に対する恐怖や不安を覚えることなく自分の体を愛しむことが出来ます。
また、劇というコミュニケーションスキルを通して他者の気持ちを想像出来る力を育み、他者との関わりが柔軟になり、思いを寄せる人だけでなく、同僚・地域の人との人間関係も豊かになっていきます。
寄付金の使い道
演劇の練習会場の賃借料、舞台上演の経費(広報費、会場費、照明代、衣装代など)、公開学習会経費(講師料、テキスト代)に充てます。
200,000円あれば、今年の舞台発表に向けて安心して活動することができます。
メッセージ
知的障がい者は人間関係を育むことが不器用です。
障がいゆえに誤解をされたり、周りの人に迷惑をかけてしまうこともあります。
それだけではなく、正しく学んでいないからだということに気付きました。
知的障がい者は高等部を卒業したら学ぶ場がありません。
自分たちの力で学ぶ場を設けました。
「劇団ドキドキわくわく」は、多くの障がい者が社会で生きていく力をつけるための学びの場です。
どうかご支援をお願いします。
第3期終了後の報告
目標額 200,000円
集まった寄付金額 279,241円
★活動(学習と稽古)参加延べ人数★
参加人数 障害者 19回×30人=570人
ボランテティア・支援者 19回×30人=570人
大垣総合福祉会館 ホール =300人
★活動の成果★
9年間かけてのコミュニケーション能力を育んできました。学習と演劇を通して、他者との心と体の距離感を身に付けてきました。最初は、異性の肩に手を触れることもできませんでした。3年前から 男女が組むフォークダンスが出来るようになりました。
今年は、やっと キスをテーマにするところまで成長しました。
今のテーマです。「いつか二人が好きになり、いつか二人がキスをしたくなった時、すてきなキスができるよう、学びましょう。」
寄付金の使い道
稽古のための会場借料費(月3回日曜日)と中津川は公演会場(ホール)借料費に照明・音響、演出・舞台監督等の委託料に使わせていただきます。
寄付者へのメッセージ
ぎふハチドリ基金の活動に参加する中で、活動資金をみんなで作ることを学びました。
私たちは 障がい者自らが「生きる力」をつけるために、県下各地に出向き、愛と性をテーマにした文化(演劇)交流をしてきました。
次は 中津川に出向きます。演劇と演劇を素材とした公開授業を行います。
お忙しいと思いますが ぜひ 見ていただきたいです。
今後とも ご指導ご支援をよろしくお願いします。