2022年4月1日~2022年5月20日に募集しました「2022年度助成事業」について審査会、理事会を経て、助成事業が決定いたしました。
多くのご応募ありがとうございました。
2022年度募集要項→こちら

2022年度助成事業助成先について

「2022年度助成事業」の対象事業が決定しました。
応募総数29件 採択総数27件(昨年度から継続の助成事業3件含む) 
助成総額6,850,116円
2022年度助成事業採択団体一覧ダウンロード
2022jyoseijigyou.pdf

【A-1】事業助成
1団体あたり上限50万円で助成。総額200万円程度

さまざまな理由から困難を抱えている子ども・若者・子育て家庭が、自分らしく、安心して暮らせるよう、地域で支える取組みに対して、必要な費用を助成します。
<対象事業>

  1. (ア)「子どもの貧困」対策(貧困の連鎖を断ち切る)事業
  2. (イ)困難を抱えた子どもを支援する事業
  3. (ウ)困難を抱えた若者を支援する事業
  4. (エ)困難を抱えた子育て家庭を支援する事業
  5. (オ)その他、子どもや若者をめぐる課題を解決するための事業

■審査結果

応募数 13件
採択数 10件 助成金額 2,380,370円

■採択団体、助成額、助成対象事業

ニコニコ体操クラブ(本巣市)
200,000円 障がい者、ひきこもりの若者の心と体の健康作りと居場所作り事業

岐阜キッズな(絆)支援室(岐阜市)
344,000円 困窮家庭への個別支援事業

NPO法人こぎつねくんわーるど(恵那市)
183,000円 子育てのアレコレなんでも話せる居場所作り事業

ふしみこども食堂(御嵩町)
210,000円 「食」を通して地域の居場所づくり活動事業

みんなの未来をつくる会(大垣市)
297,690円 特性の強い子もそうでない子も混ざり合う子どもと大人の居場所事業

NPO法人いちご(養老町)
185,000円 養老のふれあい木育事業

地域たすけあいの会(美濃加茂市)
313,180円 子育て家庭への相談支援・居場所づくり事業

横屋のえんがわプロジェクト(瑞穂市)
200,000円 よこやのまなびば こども食堂事業

NPO法人コミュニティサポートスクエア(岐阜市)
337,500円 公共施設との連携によるユースセンター事業

NPO法人風の時代の学校(高山市)
110,000円 オルタナティブスクール事業

【A-2】ステップアップ助成
1件あたり上限30万円 総額100万円程度

子どもや若者、子育て家庭の抱える困難を解決するための活動を新しく始めたり、今までの活動を向上または安定させるために必要な費用を助成します。
<対象事業>

  1. (ア)法人格取得のための準備事業
    • 活動を推進するために、法人格を取得するのに必要な会議、事務局の人材育成など。
    • 取得する法人格は、非営利法人(NPO法人、非営利型の一般社団法人等)のものに限ります。
    • 助成対象期間中に法人格を申請してください。
  2. (イ)新規事業のニーズ調査事業
    例)
    • 地域のひとり親家庭の生活実態調査
    • 岐阜県内のひきこもりの若者の実態調査
  3. (ウ)資金調達の仕組みづくり事業
    例)
    • 困窮家庭をサポートするための基金を作る。
    • 認定NPO法人を取得するために、寄付者を募る仕組みを作る。
  4. (エ)スタッフのスキルアップ研修事業
    例)
    • 活動に関わるスキルを身に付けるための内部研修および外部研修参加
    • 支援者養成講座の開催
  5. (オ)その他、事業や団体の基盤強化のために必要な事業

■審査結果

応募総数 2団体
採択数 2団体 助成金額 400,000円

■採択団体、助成額、助成対象事業

NPO法人つなぐわ(大垣市)
100,000円 大垣市を中心とした「子どもの居場所」実施団体相互の交流と行政機関との懇談事業

一般社団法人セカンドベース東濃(恵那市)
300,000円 地域でつながる居場所づくり事業

【B】利用者負担軽減助成
1件あたり上限20万円 総額80万円程度

団体で実施している以下のような活動の利用料等を、経済的困窮家庭に対して軽減する場合、団体が負担した軽減分を補てんします。
<対象事業>

  1. (ア)ファミリー・サポート事業、学童保育事業など、子どもを預かる事業
    例)
    1. ①学童保育などの有料サポートを行う際、経済的な事情がある人の利用料を団体の負担で規定の金額の半額にした場合、その半額分を助成
    2. ②子育て家庭等を支援する事業に関する利用料等を助成
  2. (イ)困難を抱える家庭の子や若者への個別支援事業
    例)
    1. ①サマーキャンプなどの体験活動への参加費を助成
    2. ②学習支援や居場所等への往復の交通費や利用料金を助成
  3. (ウ)その他、「ぎふハチドリ基金」の設立趣旨に沿った内容と思われる事業

■審査結果

応募総数 3団体
採択数 3団体 助成金額 460,300円

■採択団体と申請額、事業内容

一般社団法人ぎふ学習支援ネットワーク(岐阜市)
200,000円 各学習支援室へ通う生活困窮世帯への交通費支援事業

NPO法人ふる里めいほう(郡上市)
60,300円 放課後児童クラブ ひとり親家庭の利用料軽減事業

NPO法人飛騨高山わらべうたの会(高山市 )
200,000円 ファミリーサポート、びぃ・ぼぉサポート事業(ひとり親家庭等の利用者負担軽減)

【C】[1]「物品購入助成」(東海ろうきん未来応援基金)
1件あたり上限10万円 総額20万円程度

東海労働金庫の社会貢献商品に拠る寄付金を基にした「東海ろうきん未来応援基金」を活用。困難を抱える子どもや若者、子育て家庭を支援する事業に必要な物品で、以下の条件すべてにあてはまるものの購入について助成します。

    1. ①支援活動のために、継続して使用するもの

      *単発のイベントのみに使うものは対象となりません。

    2. ②1年以上使用し、形として残るもの
    3. ③「ぎふハチドリ基金×東海ろうきん助成」と明記して使用できるもの

      *「東海ろうきん未来応援基金」は今年度が最後になり、来年度以降は「東海ろうきん未来応援寄付金」に統合されます。

■審査結果

応募総数 4団体
採択数 4団体 助成金額 259,446円

■採択団体と申請額、事業内容

NPO法人らいふくらうど(山県市)
41,506円 「スヌーズレン」活動を行い重い障がいのある子どもの心身の安定を図るための事業
(希望物品:スヌーズレン用機材一式)

NPO法人美濃加茂国際交流協会(美濃加茂市 )
65,000円 外国籍の子ども達のための不要学用品リサイクル活動
(希望物品:リサイクル品保管庫用備品一式)

NPO法人スマイルBasket(岐阜市)
61,380円 食料に思いを込めて、安全・安心におすそ分け! 
(希望物品:冷凍ストッカー)

よっといで!@北地区(大垣市)
91,560円 「よっといで@北地区」こども食堂事業
(希望物品:冷凍庫、調理器具類、テーブル、インスタントバイザーシェード)

【C】[2]「交流会開催助成」(こくみん共済coop・子ども成長基金)
1件あたり上限10万円 総額20万円程度

こくみん共済coop岐阜推進本部からの寄付金を活用。子育て家庭の孤立・孤独を防ぐため、地域の子育て家庭が集まって、交流できる機会を提供する取組みに対して助成します。
例)

  1. ・子育てサロン、子育て広場、子育て相談会など地域の親子が交流できる場の提供
  2. ・コロナ禍で外出を制限された子育て家庭が安心して集える場の提供
  1. *オンライン開催、1回の開催でも可。ただし、一般の大人のみを対象にした講演会等は除く。
  2. *感染症対策を施し、感染拡大状況に応じて、開催方法を変更できるように計画すること。

■審査結果

応募総数 4団体
採択数 2団体 助成金額 200,000円

■採択団体と申請額、事業内容

NPO法人ほっぺの会(岐阜市)
100,000円 親子でたのしくふれあおう!お遊び会事業

ひとり親Cheers(岐阜市)
100,000円 ひとり親ピアサポート事業

【C】[3]「広域活動助成」(東海ろうきん未来応援寄付金)
1件あたり上限100万円 総額300万円程度

東海労働金庫からの寄付金を活用。子どもや若者、子育て家庭が抱える課題を解決するための事業に助成します。ただし、以下の条件をすべて満たすことが必要です。

  1. ①岐阜県内に主たる事務所があること。
  2. ②岐阜県内で複数の市町村にまたがって実施する事業であること。
  3. ③申請額が50万円以上であること。
  4. ④事前の個別相談(3/14~5/8)に1回以上参加すること。
    個別相談の申し込み → こちらから
  5. ⑤2023年3月以降に開催する報告会で、事業の成果を発表すること。

■審査結果

応募総数 3団体
採択数 3団体 助成金額 3,000,000円

■採択団体と申請額、事業内容

NPO法人つむぎの森(各務原市)
1,000,000円 持続可能なセイフティーネットをつくる事業

NPO法人心をつなぐホースセラピーぐりん・はあと(本巣市)
1,000,000円 生きづらさを感じている子どもやその親が居心地のよさを感じられる体験・居場所・拠り所づくり事業

NPO法人仕事工房ポポロ(岐阜市)
1,000,000円 ひきこもる人とそれを支える家族の全県実態調査事業

【D】たんぽぽ薬局「キッズまんぷく」基金「こども食堂応援助成」(2年目:2021年度からの継続助成)
1件あたり5万円を2年間助成(最大4件)(総額 各年20万円)

たんぽぽ薬局(株)の寄付による特別メニューです。子どもの食事の提供に関する活動に対して、1件あたり5万円を2年間助成します。(報告、精算は1年ごと)
対象となる事業は以下のいずれかにはてはまるものに限ります。

  1. (ア)こども食堂
  2. (イ)学習支援や居場所などの事業の中で、子ども達に食事を提供する活動
  3. (ウ)経済的困窮家庭に対して、食料や食事を提供する活動

但し、以下の条件を満たすこと
①上記の食事提供に関する活動を年に 5 回以上実施すること。
②チラシ等の配布物を作成した場合は「ぎふハチドリ基金×たんぽぽ薬局「キッズまんぷく」基金」の助成を受けて作成していることを表示すること。

■審査結果

応募総数 3団体
採択数 3団体 助成金額 150,000円

岐阜キッズな(絆)支援室(岐阜市)
50,000円 てらこや無償塾 子ども食堂・子ども宅食事業
使い途:食材(お米)
毎週1回、こども食堂を開催、70人分の食事を提供、コロナ禍で実施できない場合等は、40世帯(120人分)を訪問し、食料品の配布を行う。

NPO法人スマイルBasket
50,000円 「満腹になって さあっ!勉強」事業
使い途:食材、消耗備品、消耗品
毎週火曜日と木曜日の夜、学習支援室を開催。夕食代わりの「小夜食」を作って提供する。

よりそいハウスこもれび
50,000円 新型コロナ禍での困窮家庭への子ども食事支援
使い途:配布用弁当委託費
学習支援等でつながった生活困窮世帯に、毎週火曜日にお弁当を届ける。