2020年度助成事業の決定について

2020年4月1日~2020年5月20日に募集しました「2020年度助成事業」について審査会、理事会を経て、助成事業が決定いたしました。
多くのご応募ありがとうございました。
2020年度募集要項→こちら

2020年度助成事業助成先について

「2020年度助成事業」の対象事業が決まりました。
こちらから2020年度助成事業採択団体一覧をダウンロード出来ます→2020saitakudantai.pdf

【A-1】事業助成
1団体あたり上限30万円で助成。総額150万円程度

様々な困難を抱える子どもや若者、子育て家庭を支援する以下のような事業に対して、必要な費用を助成。
<対象事業>

  1. (ア)子どもの貧困対策(貧困の連鎖を断ち切る)事業
    1. 1)学習支援事業
    2. 2)子ども食堂事業
    3. 3)一人親家庭の支援事業
    4. 4)子どもの居場所提供事業
    5. 5)児童養護施設等の退所者の自立を支援する事業
    6. 6)その他「子どもの貧困対策」に資する事業
  2. (イ)学齢期の子どもの「不登校・いじめ問題」等の課題に取り組む事業
  3. (ウ)若者の「ひきこもり」等からの脱却を支援する事業
  4. (エ)障がい児者を支援する事業
  5. (オ)発達障がい、多胎、ダブルケア等、課題を抱えた家庭を支援する事業
  6. (カ)その他、子どもや若者をめぐる課題を解決するための事業

審査結果

応募総数 7団体
採択数 7団体 助成金額 1,773,550円

採択団体、助成額、助成対象事業

NPO法人 心をつなぐホースセラピーぐりん・はあと(本巣市)

255,000円 生きづらさを抱えた子どもたちの自然体験活動「ぴのきお」

発達障がい及び障がい特性など、生きづらさを抱えた子どもを対象に、月1回の自然体験活動を行い、「できたこと」を増やし、自己肯定感を高めます。

地域たすけあいの会(美濃加茂市)

300,000円 こども・若者の自立を目指す料理教室

可児市において、支援を必要とする子ども・若者を対象に、毎週土曜日料理教室を開催し、自分で料理を作れるようにするとともに、悩み相談、コミュニケーションの場づくりをする。

NPO法人 子ラボハウス キキの家(郡上市)

300,000円 グレーゾーンの小学生支援(サタディ)と未就園児親子支援(リトルキキ)とサタディOBの集い(サンディ)

グレーゾーンの子ども達を対象にした毎週木曜日の放課後や土曜日の居場所とOBの若者の集まりを年4回開催する。

子育て支援いちご(養老町)

134,600円 ようろうこども食堂

全戸にチラシ配布をして子ども食堂を年3回開催、地域住民の協力を得ながら、困っている子育て家庭を支援できるようにする。

NPO法人 あゆみだした女性と子どもの会(岐阜市)

300,000円 面会交流支援事業

DV、虐待等により別居、離婚に至った親子の面会交流を支える事業。安心安全な場所の確保と専門スタッフによる見守り、スタッフ研修などを実施する。

NPO法人 こぎつねくんわーるど(恵那市)

200,000円 子育て支援居場所作り「こぎつねの森」

子育て中の親子の孤立化を防ぐために、毎月2回、親子の居場所を開催する。

ぎなんプレーパークの会(岐南町)

283,950円 大人も子どもも学びあい、まざりあう場づくり~不登校児童生徒の居場所づくり~

空き家を活用した地域の居場所に、不登校の子どもたちが通えるようにし、地域の人たちと交流できる場づくりをする。

【A-2】ステップアップ助成
1件あたり上限20万円 総額100万円程度

子どもや若者、子育て家庭の抱える困難を解決するための活動を新しく始めたり、今までの活動を向上または安定させるために必要な費用を助成。
<対象事業>

  1. (ア)法人格取得のための準備事業
    1. 活動を推進するために、法人格を取得するのに必要な会議、事務局の人材育成など。
    2. 取得する法人格は、非営利法人(NPO法人、一般社団法人等)のものに限ります。
    3. 助成対象期間中に法人格を申請してください。
  2. (イ)新規事業のニーズ調査事業
    例)
    1. 地域のひとり親家庭の生活実態調査
    2. 岐阜県内のひきこもりの若者の実態調査
  3. (ウ)資金調達の仕組みづくり事業
    例)
    1. 困窮家庭をサポートするための基金を作る。
    2. 認定NPO法人を取得するために、寄付者を募る仕組みを作る。
  4. (エ)スタッフのスキルアップ研修事業
    例)
    1. 活動に関わるスキルを身に付けるための内部研修および外部研修参加
    2. 支援者養成講座の開催
  5. (オ)その他、事業や団体の基盤強化のために必要な事業
    例)
    1. 地域のネットワークづくり
    2. 活動を広めるための広報の仕組みづくり など

審査結果

応募総数 4団体
採択数 3団体 助成金額 546,706円

採択団体、助成額、助成対象事業

alcma(あるくま)(多治見市)

200,000円 「アレルギーっ子 たじみあるくまっぷ」作成・普及事業

アレルギーの子どもを持つ家庭が安心して外食できる場所を増やすため、アレルギー対応のメニューを出してくれる飲食店を紹介するマップを作成する。

NPO法人 仕事工房ポポロ(岐阜市)

200,000円 不登校・ひきこもりの子ども、若者とのコロナ後の新たな「オンライン居場所」の可能性の探求とAKIRAオンラインライブ開催

若者当事者やその家族に呼びかけて「オンライン居場所」とリアルな「居場所」を連動させた多様なつながりを広げる。オンラインによるライブと交流会も開催し活動の幅を広げる。

Kinder Land(各務原市)

146,706円 法人格取得の準備とリーフレット作成事業

これまでの活動を地域に広げていくためにNPO法人化する。団体の活動を伝えるリーフレットを作成する。

【B】利用者負担軽減助成
1件あたり上限20万円 総額80万円程度

団体で行っている以下のような活動の利用料等を、経済的困窮家庭に対して軽減する場合、団体が負担した軽減分を補てんいます。
<対象事業>

  1. (ア)ファミリー・サポート事業、学童保育事業など、子どもを預かる事業
    例)
    1. ①学童保育などの有料サポートを行う際、経済的な事情がある人の利用料を団体の負担で規定の金額の半額にした場合、その半額分を助成
    2. ②子育て家庭等を支援する事業に関する利用料等を助成
  2. (イ)困難を抱える家庭の子や若者への個別支援事業
    例)
    1. ①サマーキャンプなどの体験活動への参加費を助成
    2. ②学習支援や居場所等への往復旅費及び利用料金を助成
  3. (ウ)その他、「ぎふハチドリ基金」の設立趣旨に沿った内容と思われる事業
    *詳細につきましては、「ぎふハチドリ基金」事務局までお問い合わせください

審査結果

応募総数 5団体
採択数 5団体 助成金額 619,600円

採択団体と申請額、事業内容

あしたの支援室(大垣市)

50,000円 ひきこもり当事者の女子の会「ラルジュ」(交通費助成)

不登校やひきこもりの女子の居場所「ラルジュ」を月1回開催している。参加者の交通費を軽減する。

NPO法人 ふる里めいほう(郡上市)

111,600円 明宝放課後児童クラブ運営事業(ひとり親家庭の利用料軽減)

ひとり親家庭のお子さんの放課後児童クラブの月額利用料を減免することで経済的負担を軽減する。

岐阜キッズな(絆)支援室(岐阜市)

200,000円 「てらこや無償塾」へ通う生活困窮世帯への交通費支援事業

無償塾に通う生活困窮世帯の小・中・高生の交通費を団体が負担する。

NPO法人 東濃こどもレスキューミッション Jスペース(瑞浪市)

90,000円 学童保育ひまわりハウス(ひとり親家庭の登録料減免)

ひとり親家庭の学童保育の登録料を減免する。

NPO法人 学習館みずほ(瑞穂市)

168,000円 放課後子ども教室(ひとり親家庭の利用料軽減)

ひとり親家庭の放課後子ども教室の利用料を軽減する。

【C】東海ろうきん未来応援基金「物品購入助成」
1件あたり上限10万円  総額20万円以内

東海労働金庫の社会貢献商品に拠っていただいた寄付金を基にした「東海ろうきん未来応援基金」を活用する特別メニューです。
困難を抱える子どもや若者、子育て家庭の支援する事業に必要な物品で、以下の条件すべてにあてはまるものの購入について助成します。
*2020年度に東海ろうきんが実施するその他の助成を受ける団体は対象となりません

  1. ①支援活動のために継続して使用するもの
    *単発のイベントのみに使うものは対象となりません。
  2. ②1年以上使用し、形として残るもの
  3. ③「ぎふハチドリ基金×東海ろうきん助成」と明記して使用できるもの

審査結果

応募総数 3団体
採択数 2団体 助成金額 200,000円

採択団体と申請額、事業内容

一般社団法人 ぎふ学習支援ネットワーク(岐阜市)

100,000円 生活困窮世帯など学習に困難を伴う子どもたちへの学習支援事業(希望物品:教科書10セット)

子どもの学習支援に必要な教科書が5年ぶりに改訂されるので、10か所の全支援室に新しい教科書を揃え、教科書の内容をきちんと教える。

CoderDojo東濃 (岐阜)(多治見市)

100,000円 プログラミング教室事業 (希望物品:プログラミング用パソコン2台)

パソコンのない家庭の子どもが、プログラミングの習熟ができるようにする。専用のパソコンを購入し、キャラバンや教室で利用する。