2019年度助成事業の決定について

2019年4月1日~2019年5月20日に募集しました「2019年度助成事業」について6月7日の審査会、6月18日の理事会を経て、助成事業が決定いたしました。
多くのご応募ありがとうございました。
2019年度募集要項→こちら

2019年度助成事業助成先について

「2019年度助成事業」の対象事業が決まりました。
こちらから2019年度助成事業採択団体一覧をダウンロード出来ます→2019saitakudantai.pdf

【A-1】事業助成
1団体あたり上限30万円で助成。総額150万円程度

様々な困難を抱える子どもや若者、子育て家庭を支援する以下のような事業に対して必要な費用を助成。
<対象事業>

  1. (ア)子どもの貧困対策(貧困の連鎖を断ち切る)事業
  2. (イ)学齢期の子どもの「不登校・いじめ問題」等の課題に取り組む事業
  3. (ウ)若者の「ひきこもり」等からの脱却を支援する事業
  4. (エ)障がい児者を支援する事業
  5. (オ)発達障がい、多胎、ダブルケア等、課題を抱えた家庭を支援する事業
  6. (カ)その他、子どもや若者をめぐる課題を解決するための事業

審査結果

応募総数 14団体
採択数 9団体 助成金額 1,944,742円

採択団体、助成額、助成対象事業

ようろうこども食堂(養老町)

138,000円 ようろうこども食堂

養老町教育委員会主催の学習支援後に学習支援参加の子ども達に食事を提供します。こども食堂だけの参加も呼びかけ、年4回実施します。

特定非営利活動法人キッズスクエア瑞穂(瑞穂市)

300,000円 障がい児親子の孤立化を防ぐ地域づくり事業

発達に障がいのある子どもとその親を対象に親子体験活動(8回)、講演会(1回)、交流会(23回)を開催します。

特定非営利活動法人子援隊(関市)

100,000円 夏休み学習支援イベントの実施事業

関市から受託して実施している「子どもの学習支援事業」の対象を拡大して、「夏休み中の学習支援」を3日間開催します。学習支援の他、食事の提供もします。

子育てサロン愛(郡上市)

270,000円 地元郡上で、生き辛さを抱えた小・中・青年と障がい児・者が共に劇やダンスを楽しむ活動

不登校・ひきこもり・障がいのある子どもたちが一緒になって、地元でのダンス・演劇鑑賞会を企画、実施します。

盲重複児・者のこれからを考える会 ポコアポコ(岐阜市)

210,454円 盲重複障がいを有する人たちの居場所づくり推進事業

視覚障害と知的障がいを併せもつ盲重複障がい児・者の手作り品等を発表・販売するフリーマーケットの開催、地域の祭り・バザーに参加し、当事者の活動場所とやりがい、地域とつながる機会を作ります。

特定非営利活動法人つむぎの森(各務原市)

172,500円 親と子どもをつなぐワークショップ

ひきこもりの当事者とその家族を対象に、コミュニケーションを学ぶワークショップとして、キックオフイベント(1回)と居場所(共感Café)(4回)を開催します。

特定非営利活動法人子ラボハウス キキの家(郡上市)

232,476円 グレーゾーンの小学生支援(サタディ)と未就園児親子支援(リトルキキ)

グレーゾーンの子ども達を対象に、毎週木曜日の放課後や土曜日の預かりを実施しています。9月からは月1回の食育講座も開催します。

特定非営利活動法人仕事工房ポポロ(岐阜市)

221,312円 シングルペアレント支援事業

ひとり親家庭の相談と交流の場として、月1回サロンを実施。バーベキュー、キャンプ、クリスマス会など親子で参加できる行事も開催します。

フードバンクぎふ(大垣市)

300,000円 「子ども食堂」を中心にした子ども、若者への食糧支援

こども食堂、学習支援団体、一人親家庭などを対象に、食料品、地元農家からの提供された野菜、新たに企業から提供される冷蔵品の配布等を行います。新しい配布先の開拓、配布サポーターの募集もします。

【A-2】ステップアップ助成
1件あたり上限20万円 総額100万円程度

子どもや若者、子育て家庭の抱える困難を解決するための活動を新しく始めたり、今までの活動を向上または安定させるために必要な費用を助成。
<対象事業>

  1. (ア)法人格取得のための準備事業
  2. (イ)新規事業のニーズ調査事業
  3. (ウ)資金調達の仕組みづくり事業
  4. (エ)スタッフのスキルアップ研修事業
  5. (オ)その他、事業や団体の基盤強化のために必要な事業

審査結果

応募総数 3団体
採択数 2団体 助成金額 380,000円

採択団体、助成額、助成対象事業

特定非営利活動法人チャイルドラインぎふ(岐阜市)

180,000円 子どもたちの声を聴く“受け手”の仲間の輪を広げよう

子ども専用のフリーダイヤル相談電話「チャイルドライン」の受け手を養成する講座(4日間)を開催。受講者が多くなるような工夫をします。

一般社団法人もちもちびと(高山市)

200,000円 誰もが活かされ誰もが生きやすい優しい世界に向かってネットワークを広げる事業

精神面の障がいや生きづらさを抱えた若者に対する地域の現状や当事者の声を拾う場・繋がる場としての「ピア座談会」、多様な人が集う「いろんな人座談会」を毎月1回開催。さらにネットワークを広げるための「ひるねこミーティング」イベント(1日)を開催します。

【B】利用者負担軽減助成
1件あたり上限20万円 総額80万円程度

団体で行っている以下のような活動の利用料等を、経済的困窮家庭に対して軽減する場合、団体が負担した軽減分を補てんいます。
助成対象

  1. (ア)ファミリー・サポート事業、学童保育事業など、子どもを預かる事業
  2. (イ)困難を抱える家庭の子や若者への個別支援事業
  3. (ウ)その他、「ぎふハチドリ基金」の設立趣旨に沿った内容と思われる事業

審査結果

応募数 3団体(申請総額 367,612円)について審査され、全団体が採択されました。

採択団体と申請額、事業内容

あしたの支援室(大垣市)

134,112円 ひきこもり当事者の女子の会「ラルジュ」

不登校やひきこもりの女子の居場所として、毎月1回開催している。遠方から来所する子も多く、金銭的負担がなければ、気兼ねなく来所できるようになるため、交通費を補助します。

特定非営利活動法人ふる里めいほう(郡上市)

33,500円 明宝放課後児童クラブ運営事業

母子家庭の子どもの利用料を補助し、経済的負担を軽くします。

岐阜キッズな(絆)支援室(岐阜市)

200,000円 「てらこや無償塾」へ通う生活困窮世帯への交通費支援事業

毎週土曜に開催している無償塾に通ってくる経済的困窮家庭の子どもの交通費を補助することで、安心して通えるようにします。

【C】東海ろうきん未来応援基金「物品購入助成」
1件あたり上限10万円  総額20万円以内

東海労働金庫の社会貢献商品に拠っていただいた寄付金を活用する特別メニュー。
困難を抱える子どもや若者、子育て家庭の支援する事業に必要な物品で、以下の条件すべてにあてはまるものの購入について助成します。
<以下の条件すべてにあてはまるものの購入について助成>

  1. 支援活動のために継続して使用するもの ※ 単発のイベントのみに使うものは対象となりません。
  2. 1年以上使用し、形として残るもの
  3. 「ぎふハチドリ基金×東海ろうきん助成」と明記して使用できるもの

審査結果

応募数 3団体(申請総額 180,608円)について審査され、全団体が採択されました。

採択団体と申請額、事業内容

任意団体ハッピー・ハーモニー(岐阜市)

27,000円 障がい児のための音楽祭物品:パラバルーンプレイパラシュート1個
毎年、年2回開催している障がい児が家族で楽しめる音楽祭のプログラムの中で、親子一緒にパラバルーンを使用します。

特定非営利活動法人らいふくらうど(山県市)

56,700円 防災セットによる災害時対応、災害対策啓発事業物品:防災セット3個
障がい児とその家族支援のため、防災セットを購入し、事業所内のイベントや他団体のイベントに持参して、必要に応じて使えるようにして、利用者家族の防災意識を高めたり、行政への補助の働きかけに使用します。

特定非営利活動法人思い出の絵本展(飛騨市)

96,908円 出前絵本展「おいしい絵本」みんなで元気!物品:大型絵本9冊、絵本8冊、パネルシアター4セット

保育園、乳幼児学級、子育て支援センター、障がい者施設等で、出かけることが困難な家庭、一人親家庭などの子ども達にも来てもらえるよう出前絵本展を開催。大型絵本等を活用します。