2021年4月1日~2021年5月20日に募集しました「2021年度助成事業」について審査会、理事会を経て、助成事業が決定いたしました。
多くのご応募ありがとうございました。
2021年度募集要項→こちら
2021年度助成事業助成先について
「2021年度助成事業」の対象事業が決定しました。
応募総数27件 採択総数23件 助成総額3,596,652円
2021年度助成事業採択団体一覧ダウンロード
→2021jyoseijigyou.pdf
【A-1】事業助成
1団体あたり上限30万円で助成。総額150万円程度
様々な困難を抱える子どもや若者、子育て家庭を支援する以下のような事業に対して、必要な費用を助成。
<対象事業>
- (ア)子どもの貧困対策(貧困の連鎖を断ち切る)事業
- 1)学習支援事業
- 2)子ども食堂事業
- 3)一人親家庭の支援事業
- 4)子どもの居場所提供事業
- 5)児童養護施設等の退所者の自立を支援する事業
- 6)その他「子どもの貧困対策」に資する事業
- (イ)学齢期の子どもの「不登校・いじめ問題」等の課題に取り組む事業
- (ウ)若者の「ひきこもり」等からの脱却を支援する事業
- (エ)障がい児者を支援する事業
- (オ)発達障がい、多胎、ダブルケア等、課題を抱えた家庭を支援する事業
- (カ)その他、子どもや若者をめぐる課題を解決するための事業
審査結果
応募数 10件 採択数 9件
採択団体、助成額、助成対象事業
ニコニコ体操クラブ(本巣市)
300,000円 障がい者、ひきこもりの若者の心と体の健康作りと居場所作り事業
毎月2回の健康体操やイベント等を通して、障がい者、ひきこもりの若者にたいして、健康作りと居場所作りをする。
NPO法人 心をつなぐホースセラピーぐりん・はあと(本巣市)
168,300円 生きづらさを抱えた子どもたちの体験活動「ぴのきお」
発達障がいなど、生きづらさを抱えた子ども達に対して、月1回、野山や川での自然体験活動を実施する。
ふしみこども食堂(御嵩町)
212,000円 「食」を通して地域の居場所づくり活動
地域住民が主体となって、毎月1回こども食堂を開催、長期休みには宿題サポーなど見守り活動をする。
NPO法人みんなで子育てドロップス(恵那市)
212,000円 たんぼと畑と台所を土台としたみんなで子育てフードパントリー
地域住民が主体となって、毎月1回こども食堂を開催、長期休みには宿題サポーなど見守り活動をする。
地域たすけあいの会(美濃加茂市)
282,410円 こども・若者の自立を目指す畑づくり
居場所を必要とする子ども・若者が中心となって、畑で野菜作りをし、採れた野菜を困窮家庭等に配布する。
NPO法人英集会(岐阜市)
150,000円 小学生の吃音教室
吃音で悩む小学生を対象に、専門家、体験者等による、吃音の改善を目的とした吃音教室を週1回開催する。
NPO法人えん(岐阜市)
240,000円 はるさん食堂
不登校の子ども達のフリースクールの中で、毎週木曜日のお昼を無料の子ども食堂として開放する。
COCOiRO(岐阜市)
231,488円 発達特性の「ステップアップ木育」
発達障がいのある若者を対象に、専門家を講師に、木工に関する講座を5回開催、やりがいを見つけてもらう。
NPO法人いちご(養老町)
96,000円 Let’s touch nature in Yoro!!
子育て家庭を対象に、養老町の自然の中で遊ぶイベントを開催する(8月、10月、11月、12月)
【A-2】ステップアップ助成
1件あたり上限20万円 総額100万円程度
子どもや若者、子育て家庭の抱える困難を解決するための活動を新しく始めたり、今までの活動を向上または安定させるために必要な費用を助成。
<対象事業>
- (ア)法人格取得のための準備事業
- 活動を推進するために、法人格を取得するのに必要な会議、事務局の人材育成など。
- 取得する法人格は、非営利法人(NPO法人、一般社団法人等)のものに限ります。
- 助成対象期間中に法人格を申請してください。
- (イ)新規事業のニーズ調査事業
例)- 地域のひとり親家庭の生活実態調査
- 岐阜県内のひきこもりの若者の実態調査
- (ウ)資金調達の仕組みづくり事業
例)- 困窮家庭をサポートするための基金を作る。
- 認定NPO法人を取得するために、寄付者を募る仕組みを作る。
- (エ)スタッフのスキルアップ研修事業
例)- 活動に関わるスキルを身に付けるための内部研修および外部研修参加
- 支援者養成講座の開催
- (オ)その他、事業や団体の基盤強化のために必要な事業
例)- 地域のネットワークづくり
- 活動を広めるための広報の仕組みづくり など
審査結果
応募総数 5団体
採択数 3団体 助成金額 6000,000円
採択団体、助成額、助成対象事業
alcma(あるくま)(多治見市)
200,000円 「たじみあるくMAP」普及事業
アレルギーっことその家族が行ける飲食店を紹介する「たじみあるくMAP」の掲載店舗を増やし、更新・増刷・拡散する。
こども食堂太陽(美濃加茂市)
200,000円 コロナ禍で地域が繋がるこども食堂
地域の親子を対象に、毎月1回、こども食堂を開催、コロナ禍での地域のつながりづくりをする。
NPO法人グラシアス(神戸町)
200,000円 ひきこもりの現状把握と福祉就労へ繋げる事業
神戸町内のひきこもりの実態把握と先進事例を学び、当事者が安心して過ごせる居場所づくりにつなげる。
【B】利用者負担軽減助成
1件あたり上限20万円 総額80万円程度
団体で実施している以下のような活動の利用料等を、経済的困窮家庭に対して軽減する場合、団体が負担した軽減分を補てんします。
<対象事業>
- (ア)ファミリー・サポート事業、学童保育事業など、子どもを預かる事業
例)- ①学童保育などの有料サポートを行う際、経済的な事情がある人の利用料を団体の負担で規定の金額の半額にした場合、その半額分を助成
- ②子育て家庭等を支援する事業に関する利用料等を助成
- (イ)困難を抱える家庭の子や若者への個別支援事業
例)- ①サマーキャンプなどの体験活動への参加費を助成
- ②学習支援や居場所等への往復旅費及び利用料金を助成
- (ウ)その他、「ぎふハチドリ基金」の設立趣旨に沿った内容と思われる事業
審査結果
応募総数 5団体
採択数 5団体 助成金額 654,100円
採択団体と申請額、事業内容
あしたの支援室(大垣市)
50,000円 ひきこもり当事者の女子の会「ラルジュ」(交通費補助)
月1回開催している不登校・ひきこもり当事者・経験者の女子の居場所「ラルジュ」の利用者の交通費を補助する。
NPO法人 ふる里めいほう(郡上市)
127,300円 明宝放課後児童クラブ運営事業(ひとり親家庭の利用料軽減)
放課後児童クラブの利用者のうち、経済的に不安があるひとり親家庭の利用料を軽減する。
一般社団法人ぎふ学習支援ネットワーク(岐阜市)
200,000円 各学習支援室へ通う生活困窮世帯への交通費支援事業
ネットワークが運営する学習支援室に通う児童・生徒のうち、経済的困窮世帯の交通費を補助する。
NPO法人飛騨高山わらべうたの会(高山市)
200,000円 保育・託児支援サービス「びぃ・ぼぉサポート」(ひとり親家庭、経済的に不安のある家庭の利用料軽減)
ひとり親家庭、経済的不安がある家庭の子育て支援サービスの利用料を軽減する。
NPO法人学習館みずほ(瑞穂市)
76,800円 放課後子ども教室(ひとり親家庭の利用料軽減)
放課後子ども教室のひとり親家庭の利用料を軽減する。
【C】東海ろうきん未来応援基金「物品購入助成」
1件あたり上限10万円 総額20万円以内
東海労働金庫の社会貢献商品に拠っていただいた寄付金を基にした「東海ろうきん未来応援基金」を活用する特別メニューです。
困難を抱える子どもや若者、子育て家庭の支援する事業に必要な物品で、以下の条件すべてにあてはまるものの購入について助成します。
*2021年度に東海ろうきんが実施するその他の助成を受ける団体は対象となりません
- ①支援活動のために継続して使用するもの *単発のイベントのみに使うものは対象となりません。
- ②1年以上使用し、形として残るもの
- ③「ぎふハチドリ基金×東海ろうきん助成」と明記して使用できるもの
審査結果
応募総数 4団体
採択数 3団体 助成金額 212,354円
採択団体と申請額、事業内容
一般社団法人 ぎふ学習支援ネットワーク(岐阜市)
91,242円 生活困窮世帯など学習に困難を伴う子どもたちへの学習支援事業
(希望物品:中学校教科書一式)
こどもにじいろ食堂(多治見市)
31,324円 古民家を借り、こども食堂や居場所を開催
(希望物品:収納棚)
NPO法人仕事工房ポポロ(岐阜市)
89,788円 ひきこもり当事者・経験者のオンライン居場所を週1回開催
(希望物品:プロジェクター、無線LANユニット、ソフトキャリングケース)
【D】たんぽぽ薬局「キッズまんぷく」基金「こども食堂応援助成」
1件あたり5万円を2年間助成(最大4件)(総額 各年20万円)
たんぽぽ薬局(株)の寄付による特別メニューです。子どもの食事の提供に関する活動に対して、1件あたり5万円を2年間助成します。(報告、精算は1年ごと)
対象となる事業は以下のいずれかにはてはまるものに限ります。
- (ア)こども食堂
- (イ)学習支援や居場所などの事業の中で、子ども達に食事を提供する活動
- (ウ)経済的困窮家庭に対して、食料や食事を提供する活動
但し、以下の条件を満たすこと
①上記の食事提供に関する活動を年に 5 回以上実施すること。
②チラシ等の配布物を作成した場合は「ぎふハチドリ基金×たんぽぽ薬局「キッズまんぷく」基金」の助成を受けて作成していることを表示すること。
審査結果
応募総数 3団体
採択数 3団体 助成金額 150,000円
岐阜キッズな(絆)支援室(岐阜市)
50,000円 てらこや無償塾 子ども食堂・子ども宅食事業 使い途:食材(お米)
毎週1回、こども食堂を開催、70人分の食事を提供、コロナ禍で実施できない場合等は、40世帯(120人分)を訪問し、食料品の配布を行う。
NPO法人スマイルBasket
50,000円 「満腹になって さあっ!勉強」事業 使い途:食材、消耗備品、消耗品
毎週火曜日と木曜日の夜、学習支援室を開催。夕食代わりの「小夜食」を作って提供する。
よりそいハウスこもれび
50,000円 新型コロナ禍での困窮家庭への子ども食事支援 使い途:配布用弁当委託費
学習支援等でつながった生活困窮世帯に、毎週火曜日にお弁当を届ける。