29年度助成事業実施報告A-1

ぎふの未来へひとしずく ぎふハチドリ基金

top-logo-top.giftop-5.giftop-3.giftop-2.giftop-4.giftop-6.giftop-logo-blog.gif

平成29年度助成事業実施報告
【A-1】事業助成

①Kinder Land(キンダーランド)(各務原市)
 助成事業名:発達障がいを抱えた子どもや若者の農業クラブ
 助成額:200,000円(総事業費383,679円)
【事業の成果】
発達障害を抱える若者が土に触れ、汗をかき、会話をすることで家族や親に話せない事を話し、笑顔が増え表情が豊になりました。
自分の行動を畑でスタッフに話し、生き生きとする姿がみられ、1年で予想できない程、自立し成長しました。
無肥料・無農薬による野菜の育て方を指導して頂き、土・太陽・雨・空気の自然の流れで野菜が育ち本当の野菜の味・安心して食べる事ができるありがたさを、参加者全員で感じることができました。
Kinder Land(キンダーランド)facebookページ

②あしたの支援室(大垣市)
 助成事業名:こどもの明日を拓く学習支援事業
 助成額:200,000円(総事業費 761,949円)
【事業の成果】
・登録者数40人(内訳:幼児3人・小学生22人•中学生11人•高校生以上4人)
・土曜日の利用は平均15人、月曜日の中学生の学習は平均8人
・子ども食堂「みんなでランチ」の利用者数は、16回の実施で平均35~40人の利用があった。
・中学3年生6人が、高校受験のための学習に励み、全員公立高校に合格することができた。
・不登校の生徒3人が、毎週、来ることができるようになった。
あしたの支援室facebookページ

NPO法人me, too(池田町)
助成事業名:ふれ愛の家の仲間が働くレストランme,tooの運営事業において、
 障がい者や社会的弱者に配慮した働きやすい利用しやすい環境の構築事業
助成額:95,763円(総事業費95,763円)
【事業の成果】
・喫茶支援レジアプリシステムの導入により、字を書くのが苦手な人、絵を見ると判断ができる人、お金の価値がわからない人、お金の計算が苦手な人、言葉での返答が苦手な人、手の指がうまく動かない人などがレジ接客の仕事ができるようになり、自分も仕事ができるということに自信と希望を持てるようになった。
・車椅子ごと入るテーブルで、車椅子使用のレジ担当者が、楽な姿勢で仕事ができるようになった。
ベビー椅子の設置で、お客様に赤ちゃんとテーブルを囲んで食事を楽しんでいただけるようになった。段差スロープの設置により、高齢者のお客様に配慮できた。
NPO法人me,too facebookページ

④NPO法人子援隊(関市)
 助成事業名:夏休み学習支援イベントの実施事業
 助成額:100,000円(総事業費126,907円)
【事業の成果】
・夏休み期間中の3日間を通じて、就学援助受給世帯護の保護者に代わって「夏休みの宿題」等、解決のためのフォローをすることができた。
・子どもが集中して勉強できる場所の提供をすることができた。
・子どもの相談相手として寄り添うことができた。
・朝食を食べてこない子どもも見受けられ、食事の提供に満足した子どもの姿に、食育の大切さが認識できた。
・関市民から、多くのボランティアスタッフ(教員、教員OB、塾経営者、市職員、市民ボランティア等)の参加があり、当事業への関心と協力体制ができた。
・今回の参加者25人の保護者及び子どもから感謝の言葉と今後の継続的な取組への要望を受けた。
NPO法人子援隊 facebookページ

⑤NPO法人キッズスクエア瑞穂(瑞穂市)
 助成事業名:人との関わりから学び育ちあえる地域づくり事業~障がい児親子に性を学ぶ場を!
 助成額:200,000円(総事業費235,091円)
【事業の成果】
性の問題は成長してから教えればいいものではなく、幼児期から「生きること」「からだのこと」と一緒に、日常生活の中で伝えていかなくてはいけないと、「①連続講座」で学び、「②親の交流会」で深め、「③親子活動の場」でお互いに成長を認め合うことを目的に取り組みました。
①命の大切さを学ぶ3回連続講座(性教育)
【参加者の感想より】
・赤ちゃんが出てくるDVDが、とてもこどもに伝えやすく、感動しました.
家では、なかなか教えられないことで、でも、とても大切な事。今回3回とも家族5人で参加できてよかった。今後は、これらのことをいかし、家での話題づくりにしたいです.
・性教育は大切とわかっていても、自分もきちんとした教育を受けたことがない為、どうすればいいのか悩んでいましだ。障がいゆえに何回も繰り返し、伝えないといけないと思うので、次回もあれば参加したいです。
②親の交流会で深める。
平日2回、おしゃべり会(交流会)を開催し、連続講座の感想やお子さんの学校でのトラプルなど悩みを話しました。先輩ママの体験談や自分自身も話すことで、客観的に悩みを分析することができ、力になっていることを実感しました。
③親子活動の場で、お互いに成長を認め合う
こどもたちは、失敗しながら繰り返しやることで自信をつけていきました。障がいがあっても、人との関わりや体験から相手の気持ちを考え、声をかけることが少しづつですができている姿を多くみました。
それぞれのこどもの成長を感じ、一緒に参加したこどもたちや親御さんどうし、またスタッフもお互いに、こどもたちの成長を認めあうことができました。
NPO法人キッズスクエア瑞穂facebookページ

NPO法人らいふくらうど(山県市)
 助成事業名:ICT機器を活用したコミュニケーション支援勉強会
 助成額:250,000円(総事業費 294,071円)
【事業の成果】
 支援者向け勉強会においては、行政、医療、教育、保育、福祉職と多職種の方々に参加いただき、それぞれの方に実際に自らICT機器をつかったり、障害がある方の認知(見え方)、コミュニケーション(透明文字盤など)を実際に演習などを通して体験してもらいました。具体的には目線入力装置やネコみみ(脳波測定機器)などで障害を持つ方々の可能性が広がることを実感していただけました。さらに行政の方とは、現在障害者総合支援法の日常生活用具等の給付事業において、IPADを今後コミュニケーション機器として、給付の対象に入れていけないだろうかというような話もできました。

 親子学習会では普段直接子どもたちの介助などをしないお父さんや兄弟が、ハンダごてなどをつかったスイッチの改造などを通して子どもたちの可能性を広げていけることを実感いただけました。さらに講師の先生が直接子どもたちと目線入力やスイッチをつかって遊び、楽しむ姿をみせていただき、スタッフもさらにICT機器を活用する必要を感じることができました。

 勉強会と学習会が終わってからも参加された方から、アプリの使い方の問い合わせがあり、ICT機器などを貸出しました。皆さんが実際に使っていこうと取り組んでみえることから、今後のICT 機器の広がりの可能性を感じることができました。

NPO法人らいふくらうど ホームページ

⑦風の芸術村(各務原市)
 助成事業名:「名もなきちいさな作家展」風の芸術村の個展事業
 助成額:130,000円(総事業費 280,492円)
【事業の成果】
この個展に出展したどの方もそれぞれにエピソードがたくさんできました。
・「自分の名前が入り口に書大かきれくてあったこと、自分だけの作品が展示され、それを多くの方々が観てくださったこと、作品をほめてもらったことがとても嬉しかった」。
・ふだん自分からは誘わないのに、お父さんを一生懸命誘って一緒に見にき、その後、美術教室にその方のお父さんが初めて顔を出されました。
・案内ハガキー枚一枚に「見に来てください」と書いて出した人など。個展の開催後にはどの方も、美術教室での創作活動に一層意欲的に取り組むようになり、個展が大きな力になったと実感しています。
また、毎回100名前後の来場者があり、「すてきな作品ばかりで、感性が素晴らしいですね」「来場する度にがらりと雰囲気が違い、それぞれの作者の個性を感じます」「ここにある作品をどんな思いで描いたのだろうと作者のことを思いながら観ました」などと感想が聞かれました。
作者と関わりのない一般来場者の方々にも大勢観ていただき、障がいがあってもなくても創作する事は楽しいということが伝わったと思います。
来年度も個展事業を引き続き行なう予定です。先に個展に出した人がいることで、イメージが具体的なものとなり、創作活動のモチベーションを上げることになりました。

風の芸術村facebookページ

⑧一般社団法人もちもちびと(高山市)
 助成事業名:つながりつなげるフリースペース
 助成額:140,000円(総事業費 224,611円)
【事業の成果】
地域の中で、精神面に困難さや生きづらさを持っている方が、実際に顔を合わせ、当事者どうしの繋がりを持てる場を作れたこと自体が、成果だと感じます。座談会・研修計24回を通して、沢山の方に関わり、それぞれの方の抱えている問題や思い、長い間戦ってきた苦悩の日々など、生の声を聞かせてもらえたことで多くの気づきを得ることができました。
参加者の声からも、「繋がる場」「安心して話せる場」は、本当に必要なのだと実感しています。
回数を重ねる中で、当事者同士、お互いがお互いの存在によって、勇気づけられたり、自分らしさを発揮されたりしています。その"関わり”こそが、一番の成果だと思います。
また、この事業により、精神障害の分野に限らず、色々なマイノリティを持つ方の声も、地域から聞こえてくるようになりました。この「つながりつながるフリースペース」の活動内容や成果を発信していくことで、今後、様々な当事者会発足の応援になると思います。
<参加者の声>
•同じ悩みを持つ方と、会えたこと、話せたことは初めてだった。
•病気のことなど、自分だけが抱えているのではないと知れて良かった。
•自分の弱みを人に出していいということを知った。
•次に向かうための確認の場になった。

一般社団法人もちもちびと ホームページ

⑨(障がい者の)演劇を楽しむ会劇団・ドキドキわくわく(岐阜市)
 助成事業名:コミュニケーションを育むための演劇鑑賞と演劇ワークショップ
 助成額:210,000円(総事業費302,198円)
【事業の成果】
今回の事業では、自分の思いを言葉や表情、行動で表現し、それが他の人に正確に伝わることがとても気持ちが良いものだということをいろいろな方法で体験できました。このような心地よい他人との関わりの積み重ねで、今まで他人とコミュニケーションをとることを苦手としていた仲間たちも自分の気持ちを話してみよう、伝えてみようと思えるようになってきます。それは、障がいをもつ仲間たちの生きづらさの解消の手助けとなり、社会の中で少しずつ自立していく上での土台になっていくものと思っています。
今回の事業は3回のワークショップと劇団風の子の演劇鑑賞でしたが、事業全体の計画・準備•運営を障がいを持つ仲間たちが中心となってやっていくことにも取り組みました.
仲間たちによる準備会議で事業内容の計画・チラシなどの作成・打ち合わせ・参加者募•学生ボランティアヘの説明・開催日当日の役割分担等など、何度も集まり、話し合いを重ねて決定し、実行しました。
大きな事業を成し遂げたことで自信がつき、まわりから"がんばったね"と認められる心地よさも感じられ、とても良い機会でした。
反省会では全員がそろって『またやりたい』と発言していました。参加者アンケートにも次回を期待する声が上がっていました。今後も、この貴重な体験を少しずつでも続けていけるように考えていきたいと思っています。

劇団ドキドキわくわく ブログ