26年度特定事業助成報告2

ぎふの未来へひとしずく ぎふハチドリ基金

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26年度特定事業助成 【A】事業助成実施報告
皆さまの寄付により、さまざまな困難を抱えた子どもや若者の笑顔につながる事業が実施できました。ありがとうございました。

岐阜キッズな(絆)支援室(岐阜市) 助成額140,000円
事業名 てらこや無償塾(困難を抱える子ども達への学習支援と社会体験支援)
事業内容
東日本大震災で岐阜に避難居住している子ども、ひとり親や生活保護世帯の子ども、外国人保護者世帯の子ども、障がい児など、学習に困難を抱える子どもたちを対象に、無料の学習支援、調理実習、野菜作り、音楽教室、社会体験学習などを実施しました。
事業の成果
H26年度一年間で、無償塾を毎週土曜日(夏休みは水曜日も)行い、合計67回実施しました。更に今年度は、生活保護世帯の中3生の受験勉強にむけた取り組みとして、夏季特別講習を14回実施。子どもたちは、ボランティアスタッフに、温かく受けとめてもらい、精神的に落ち着きました。また、マンツーマンに近い学習支援によって、学力の向上も全員に見られました。学校のテスト結果など、子どもたちが嬉しそうに持ってきて見せるようになってきました。 更に、毎回の食育により、調理が自分でできるようになったり、安心安全な食事により、心身共に健康になってきました。
また、毎月の社会体験学習や、谷汲の自然農での田植えや稲刈り・餅つきなど様々な実習によって、子どもたちの視野や経験が広がりました。
保護者も、子どもや生活のことで様々な悩みがあり、その相談などを受けることによって、保護者の安定にもつながりました。
円徳寺での「てらこや」が広く知られるようになり、参加者が年々増えてくると共に、地域の子どもの受け皿として、行政や教育機関からも認知されるようになってきて、連携ができるようになってきました

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NPO法人東濃こどもレスキューミッションJスペース(瑞浪市)  助成額 44,100円
事業名 英語クラブ(発達に障がいを抱える子どもへの学習支援)
事業内容
地域の子どもたちに英会話に親しんでもらう英語クラブを運営。発達に障がいを抱える子どもも受け入れている。障がいのある子どもも一緒に楽しく学べるよう、専任の担当者を置き、授業中に落ち着きがなくなった場合の介助や必要に応じて補習授業を実施しました。
事業の成果
6月までは、発達に障がいのある子とともに英語を学んでいくのは難しいと感じていましたが、7月以降は専任の担当者を置くことができ、他の子ども達とともに寄り添って楽しく英語を学ぶことができるようになりました。
障がいを持っていても、知識のある方の援助によって、ともに学び、その子どもにとって、良い経験と学びを提供することができ、可能性を伸ばすことができたと実感しています。
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あさがおの会(多治見市)  助成額 70,000円
事業名 発達障害児・者の日常生活及び
      社会生活の支援に関する事業(茶話会とペアレントトレーニング)
事業内容
発達障害児者及び家族、関係者に対し、毎月1回の茶話会を開催。希望者にはペアレント・トレーニングを行いました。
①茶話会(毎月1回開催 2時間) ②発達支援の専門家によるセミナーの開催(12/13)
事業の成果
・発達障害児・者の保護者は自身が追いつめられることが多い。日常的に子どもの特性の対応に追われ、又他者への配慮を常にし続けなければならない。親同士が集まり気持ちを吐き出すことでストレスの緩和や、互いに支え合うことが出来ました。
・発達障害は個人により特性は様々で集団での相談業務は難しい面もあり、1回の相談件数も多くはないがその分十分な時間をかけられた。相談者一人一人に寄り添ったオーダーメイド的な相談業務が出来たのではないかと思います。
・専門家によるセミナーに6名の教育関係者及び支援者が参加。 「日常の例などがたくさんあり、とても参考になった」  「きっかけを作る工夫、特に望ましい行動をすることを促す環境を作ることの重要性に関する話に興味を持ちました。 支援者の感情とともに工夫も大切だと思った」などの感想をいただきました。
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NPO法人キッズスクエア瑞穂(瑞穂市) 助成額 140,000円
事業名 発達障がい児も一緒に育ちあえる地域づくり事業(親子体験活動と交流会、講演会)
事業内容
発達に障がいを泡える子どもと親御さんを対象に次の事業を実施しました。
①りんくるα(障がいを持つお子さんと家族の体験講座 月1回 休日に開催)
②りんくる(障がいを持つお子さんや子育てに困難を抱える親御さんの広場) 月2回平日に開催
③特別講座「思春期になる前に、幼児期から伝えておきたい・・わが子の心と体を守るために」を開催

事業の成果
 月2回(平日)のおしゃべり会(広場)や休日のおしゃべり会を開催し、悩みをもつ親御さんが、本音で語り、人の話に耳を傾ける。自分の生い立ちでの困難から、子どもとの関わりにも困難があるが、自分で気づき、自ら変わろうとしている 場面を多く見ることができました。
親子参加の講座では、様々な障がいをもつお子さんが、定期的に参加することで、親御さんもお子さんも、入との関わりに慣れ、発達の特性がある中でも、少しずつ育っている場面を見ることができました。
親子で参加していただくことで、親御さんが他のお子さんの様子を知ったり、お互いに声をかけあったりして、共に育てていく仲間作りができました。
特別講座では、幼児期から学ぶことの大切さが理解され、日常生活の中での子どもとの関わり方を学ぶことができました。
参加者の感想より・・・(りんくるα)皆さんの本音や悩みの交流ができてすごくよい企画だったと思います。 子どもが興味を持つ事を大切にしてくこと、子どものよりよい学びとなるということが今日、一番収穫でした。 よい心のおみやげを持って帰れそうです。 次回のお話もぜひ参加させていただきたいなと思いました。
(特別講座)子どもが困っている状況なのに、理解がなかなか出来ず、日々の忙しさから叱ってばかりの状況です。なるべく子どもの気持ちに寄り添うように心がけたいと思いました。


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NPO法人ふく・ふく(本巣市) 助成額140,000円
事業名 発達に障がいを抱える子ども達が仲間で集える居場所事業(読み聞かせ・絵画教室と作品展)
事業内容
障がい児者を対象に、毎月1回(士曜日)読み聞かせ教室や絵画教室などの余暇活動を実施 し、H27年3月1日(日)~H27年3月8日(日) に、絵画教室で作成した作品を発表する絵画展を開催しました。
事業の成果
 「ふくふくの家」を余暇活動の居場所として仲間と楽しく過ごすことができました。
・個人の作品や仲間との共同創作を行うことで創作意欲が持続でき自分たちでできることに自信が持てました。
・地域行政の方々、日頃見守つて下さる地域ボランティア、地域民生員の方々に子ども達の創作活動の成果を見て頂く機会が持てました。読み聞かせボランティアサポーターさんからの繋がりで足を連んで下さった方もあり積み重ねてきた活動をたくさんの方に発信することができました。
・会場をお借りしたアトリエフェリスの方から、障がいの子ども達の絵画展を開催していると声をかけて頂き地域以外の皆さんも立ち寄って下さいました。
・地域内外から58名の皆さんに作品を見て頂きました。
・子ども達も自分達が描いた作品が立派に飾られたのを見てびっくりしていましたがどこか誇らしげな表情が印象的でした。
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ひまわり(岐阜市)  助成額140,000円
事業名   障がい者自身がコミュニケーション能力を育む自立支援事業(舞台を通した表現活動)
事業内容
障がい児・者と生きづらさを抱えた若者とその支援者・保護者・市民を対象に、演劇などの表現活動を通じて、コミュニケーションを学ぶ活動を実施した。演劇のプロから学ぶワークショップを行い、2月には、成果発表、交流の場として「障がい者の文化交流のつどい」を開催しました。
事業の成果
 参加した若者たちに、次のような成果がありました。
・安心して自分を出せる心地よさを体感できた。
・ 回を重ねる毎に表現力や想像力が豊かになってきた。
・地元や県内に表現活動を共にできる仲間ができた。
・相手の顔や目を見ることができた。
・触れ合うことに楽しさや心地よさを感じることができた。
・相手の考えや思いを聞いて、想像することができた。
・ イメージを共有して一つのテーマに取り組むことができた。
・相手との距離感からくる緊張を減らすことができ、信頼関係ができた。
・思うようにならないとき、自分に折り合いをつける力がついた。

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NPO法人円(まどか)(瑞浪市) 助成額 140,000円
事業名 不登校・ひきこもりの若者の社会復帰支援の拠点としてのフリースペース運営事業(若者交流会)
事業内容
不登校・ひきこもりの若者とその関係者を対象にしたフリースペースを運営。
毎週火曜日の夜7時から10時まで、フリースペースのあるアパート「高村荘」で暮らす生活支援を受けている若者たちが夕食を共にしながら交流する会を開催しました。
事業の成果
 現在、フリースペースのある高村荘で生活支援をしている若者が5名います。個々の支援をすることはできても、なかなか「集団」や「仲間意識」を育てることは難しいですが、毎週“食”を共にすることで、自然にそれが育ってきています。また、すでに社会に復帰し、自立を果たしている若者も参加するので、その経験談や人生観、スタッフと交える生き方論などが復帰途上の若者たちに自分自身を見つめる機会となっているように思います。社会復帰を果たした若者たちにとっても自分の経験を話し、まだ途上にいる若者の気持ちを聞くことで支援者としての視点が育ってきているように思われます。地道にこうした機会を提供し続けることが支援の成果につながっていくのではと考えます。

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NPO法人つむぎの森(各務原市) 助成額 140,000円
事業名 フリースペース未知草 (困難を抱える若者達の体験的ワークの実施)
事業内容
不登校や引きこもり経験者など対人関係、仕事等に困難を抱える若者全般を対象に、次の連続7回の体験的ワークを実施しました。
9/26 「人生シェアゲームⅠ」、10/21 「人生シェアゲームⅡ」、11/28 「自己肯定感講座」、12/26 「カラーセラピー講座/ロゴセラピー講座」、1/30 「ヨガ講座」、2/27 「人生語り場」
事業の成果

最初は自分の事を話すことに抵抗感があった人も、話せる人が自分の失敗談や経験をあからさまに話すのを聞きながら、自分も同じような事を体験していたことに気がついたり、人によって対処の仕方や捉え方が違う事に気がつき、少しずつ視野が広がっていきました。回を重ねるごとに場の雰囲気が柔らかくなり、和気あいあいといった雰囲気がつくられていきました。
11/28の自己肯定感講座のころからは、講座が終わっても帰りたくないという様子が見受けられ、みんなで食事に出かけ、2次会で再び話を続けるなど、積極的に人とのかかわりを持とうという姿勢が作られていきました。
1/30のヨガ講座のときには、心も体もリラックスでき、信頼し合う人との関係の中で打ち解け、心と体の開放をすることができ、この日も多くの人が2次会に参加した。中には、あまり外出をしていない人が、この講座に出られるようになり、積極的に人との時間を持つようになったり、人と比較しないで自分を大事にできるようになった人もいた。
最終回のときには、このまま講座を終わらせたくないという意見が多く、自主的に講座を継続させていきたいという意見も出ました。この講座を通じて自己理解と他者理解、仲間作りができ、主体的な参加ができるようになった事が大きな成果です。


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にじいろパレット(恵那市) 助成額 70,000円
事業名  にじいろパレット事業(不登校児童生徒、ひきこもりの若者のための居場所づくりと相談活動)
事業内容
毎週金曜日 13時~16時 居場所・相談場所づくり 「市民の家」にて、不登校の児童生徒、ひきこもりの若者のための居場所づくりと、当事者とその関係者のための相談活動を行いました。また広報活動として、「にじパレ通信」を発行(5・6・9・11・1・3月)、ブログで活動の紹介をしました。

事業の成果
①毎週金曜日「居場所・相談場所づくり」
・居場所として、毎週のように利用している若者がいる。回数を重ねるうちに、安心して自己表現ができるようになり、笑顔や会話が見られるようになり、利用者同士の関わりができてきた。
・家族の方にとって、「ほっ」とできる居場所づくりができた。
・スタッフやこの活動を応援してくださる方が、自分の特技を生かして手芸・工芸・おやつ作りなどを教え、利用者と一緒に挑戦することができた。
・行事(ヨガ講座・お楽しみ会・自然体験合宿・大道芸・読み聞かせなど)を計画、実施した。楽しい行事体験は、利用者の気持ちをほぐし楽になった。また、様々な体験活動により、利用者それぞれが新しい自分を発見することができた。
・活動に参加し、頼られたり認められることで、少しずつ自分に自信が持てるようになり、社会参加への一歩を踏み出そうとする意欲を持ち始めた方もあった。
・長期休業(夏休み、冬休み、春休み)中、不登校の子どもたちが安心して過ごすことができる居場所として利用してもらえた。
②通信の発行と活動内容のPR
・1人でも多くの不登校や引きこもりの当事者とその関係者の方々にこの「居場所」を知ってもらうための通信
発行と地域の情報紙への掲載を依頼することができた。
③「親の会」の実施
・不定期ではあるが、当事者の親同士が集まって悩みや不安を共有しつつ、情報を交流したり、親としての在り方を振り返り考える時間を作ることができた。

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NPO法人仕事工房ポポロ(岐阜市) 助成額 140,000円
事業名 一枚の名刺で社会を変えるプロジェクト(困難を抱える若者達の仕事づくり)
事業内容
いわゆる「ニート」「スネップ」「ひきこもり」と呼ばれる若者たちが中心となり、回収したアルミ付紙パックなとの再生紙を活用した「一筆箋」「油とり紙」「名刺」などの商品の受注、作成、納品と新たな商品(寄付つき名刺)の開発等の仕事づくりを行いました。居場所に来られない若者達には「内職」として提供し、孤独感の解消と社会参加意識を醸成してきました。
事業の成果
・自ら回収した原料の再生紙を活用した、受注から納品までの一貫 した作成の体制が出来上がり、 担当当事者の意欲とスキルの向上につながりました。
・名刺のデザイン、印刷・について、レベルの高いグラフィックのデザイン印刷について、若者達に技術を習得することができ、 当事者の社会参加への貴重な手段となり、そのことは受注から企画、作成、校正、納品、請求の一連の過程に携わった若者にと って他者とのコミニュケーション力の向上、社会参加に必要な基本的スキルの向上に資することができます。
・ぎふハチドリ基金の協力により、「寄付金付き名刺」の受注も増加傾向にあり、金額はまだ少額ながら、困難を抱える子ども達、若者への社会的理解を深めることに貢献できたのではないかと考えます。
ポポロ.jpgニュースレターで取り組みを紹介

NPO法人コミュニティサポートスクエア(岐阜市) 助成額 140,000円
事業名  CAFÉ WAON PARTY CONNECTION(若年無業者の社会参加のきっかけづくり)
事業内容
20歳から39歳の無業状態の若者、同世代の有職の若者、若者支援関係者を対象に、軽食付きの交流会方式で、社会で活躍しかつ若者の応援をしているゲストを招いたトークセッションを開催しました。企画や準備の段階でも、若者たちが活躍しました。
【第1回】 平成26年12月14日(日)参加者14名 トークゲスト林加代子氏
【第2回】 平成27年1月25日(日)参加者28名 トークゲスト平形有子氏および特別ゲスト長岡秀貴氏
【第3回】平成27年3月22日(日)午後2時~5時 参加者8名 トークゲスト堀尚人氏

事業の成果
無業状態の若者の参加は合計3名、有職の若者合計7名と、直接の対象者との接点をこの場でたくさん持つことは難しかったが、「社会とのつながり方」「希望の持ち方」は彼らには少なからず伝わりました。
無業状態の若者の参加者は、「わおん」という場で、様々な職業や立場の人たちと接点を持てたことで、支援者だけで支援するということではなく、社会全体が彼らに関心を持ち、幸せになってほしいと願っていることも感じ取ったようでした。
若者以外の参加者にとっても、若者の生きづらさに対し、どのような受け止め方ができるのか、一緒に考える機会となりました。
対象の若者にとって、働いているか否かに関わらず、年齢の如何に関わらす、自然に交流できる場があること、また存在し続けることが安心につながるということも確認できました。


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